キャバクラのバイトの面接を受ける際には、面接担当者の方から色々な質問をされます。
もちろん質問されたことに対して、きちんと受け答えをするのは当たり前です。
しかし、受け身になってばかりではもったいないです。
なぜなら、あなたは普段行かないようなキャバクラの面接を受けようとしているんです。
- 疑問に思っていること
- 知りたいと思っていること
をどんどん聞けるチャンスです。
そこで今回は、
- キャバクラのバイトの面接の時に質問するべき3つの質問
- キャバクラのバイトの面接の時にNGな質問
をご紹介したいと思います。
キャバクラのバイトの面接で質問するべき3つとは
キャバクラで働いたことがない未経験の方は、キャバクラに対する疑問はかなりあると思います。
というのも、夜のお仕事をあまり表立って発言する人が、お昼の職業に比べて少ないので情報がどうしても少ないんです。
情報が無いのなら自分で聞くしかないのですが、せっかくキャバクラの面接を経験するのだから、疑問に思っていることはどんどん聞いて大丈夫です!
では、早速キャバクラの面接で質問した方が良い3つをご紹介していきます!
質問1.給料システムはどのようになっていますか?
キャバクラの最大の魅力と言えば、高収入を得ることが出来る点ではないでしょうか?
もちろん、自分の頑張り次第で給料はいくらでも増やせます。
しかし、働くお店の給料システムによっては、逆に稼ぎにくかったり働きにくかったり…
と言ったパターンもあります。
特に未経験からスタートする女性は、キャバクラのルールや仕組みなど分からないことだらけです。
不安が残ったまま、働きだしてしまうと
と言った状況になりかねません。
働きだしてから後悔しないためにも、お店の給料システムがどのようになっているかは必ず聞くことをおすすめします。
もちろん、面接の時に面接担当者の方から
店長
と言って説明してくれるお店もあります。
しかし、聞かれなければ答えないお店も中にはあるので、積極的に質問して良いです。
と抵抗のある女の子もいるかもしれません。
しかし、稼ぎたくてキャバクラの面接に来ているのだから堂々としてて良いんです。
むしろ、積極的に質問をすることで、
店長
と逆に好印象にも繋がりますので、お店の給料システムについては必ず質問しましょう!
そして上でも書いているように、給料システムでキャバ嬢の給料は大きく変わります。
例えば、お酒があまり強くない女の子が売り上げスライド制のお店で働いてしまうと、客単価が上がらず不利になってしまいます。
逆に、客単価が高いにも関わらず、指名本数が少ない女の子は指名本数スライド制のお店は合わないです。
と言うように、自分に合ったお店で働くためにも、給料システムはきちんと把握しておくべきです。
ですので、お店の給料システムがどのようになっているかは、必ず確認しておきましょう!
水商売のお店の給料システムについては「【自分に合った稼ぎ方が見つかる!】キャバクラの6個の給料システムを徹底解説!」でもまとめているので、気になる方は読んでみて下さい!
【色んな稼ぎ方がある!】キャバクラの給料システムを徹底解説!
質問2.ノルマやペナルティの具体的な内容を教えて下さい。
キャバクラによっては、ノルマやペナルティを設定しているお店もたくさんあります。
特に、高級キャバクラは時給や給料が良い分、ノルマやペナルティが課せられる事が多いです。
せっかく稼いだ給料が、罰金やペナルティによって減らされたら嫌ですよね?
もちろん、罰金やペナルティを受けないようにすれば良いのですが、ノルマなどがあると達成出来なかったから、お店のルールである以上避けることは出来ません。
では、具体的にどのようなノルマやペナルティがあるかと言うと、
- 同伴ノルマ:月間or半月で何回同伴出来たか
- 指名本数ノルマ:月間or半月で何人の指名客が来店したか
- 売上ノルマ:月間or半月でいくら稼ぐことが出来たか
の3つは、高級キャバクラと言われるお店に設定されている場合が多いです。
他にも、クラブなどになると
- 勧誘本数ノルマ
- 会社訪問ノルマ
- 手紙ノルマ
- 目標ノルマ
などもありますが、お店によって異なるため面接の時に、しっかりと確認しておくことをおすすめします。
次に、ノルマお店のルールを守れなかった時に発生するのが罰金やペナルティです。
主にどのようなペナルティがあるかというと、
- 遅刻
- 無断欠勤
- 分率制のキャバクラで100%越えなかったら給料から天引き
などが科せられます。
特に遅刻や無断欠勤に関しては、ほとんどのキャバクラで設定していることが多い罰金です。
というのも、お仕事として働いている以上、一般常識として遅刻や無断欠勤は社会人としての信用を失う行為です。
一人の社会人として、当たり前のことは当たり前に出来るようになりましょう!
しかし、お店によってノルマやペナルティの内容も罰金の金額も異なります。
そして、お店によってはかなり理不尽なペナルティを設けているケースもあります。
水商売におけるペナルティについて詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しくご紹介しているので興味のある方は参考にされてみてください。
質問3.送迎代はいくら掛かりますか?
キャバクラで働いていると、営業終了時間には既に終電が終わっている場合が多いです。
そのため、女の子によっては送迎を利用して帰宅する女の子も少なくありません。
もちろん、タクシーなどを利用しても良いのですが、タクシーの場合深夜料金も発生する上に割高なのでもったいないです。
そこで、多くのキャバクラではスタッフや黒服さん達が家の近くまで送迎してくれることが多いです。
ただし、タクシー程高くはないですが、お金は払う必要があります。
送迎代は距離などによって異なりますが、大体500円~2,000円くらいが相場だと思います。
なので、キャバクラで働きだしてから送迎が必要な女の子は、送迎代がいくら掛かるかも質問して把握しておきましょう!
質問4.お店の営業時間は何時から何時までですか?
キャバクラの求人情報誌を見ると、よく書かれているのが「20時~LAST」や「19時~LAST」と書かれている求人です。
って疑問に思ったことはありませんか?
実は、キャバクラの営業時間は風営法に基づいて決まっており、深夜0時までです。
地域によっては深夜1時まで営業出来るお店もあります。
管理人
なので、「LAST」と書かれていてもほとんどのお店は深夜0時~1時までがキャバクラの営業時間だと思って良いです。
ただ、中には朝まで営業をするような法律に違反しているお店もあるので、営業時間の質問をした際に
店長
と、しっかり時間を言ってくれるお店は超優良店だと思って良いです。
今更なので言えることですが、私が働いていたキャバクラはガッツリ風営法に違反していました。
お客様がいる限り営業を続けるというスタンスだったため、深夜の2時~3時くらいまで営業していました。
給料は稼げていたけれど、営業時間が長かったのは体力的にもきつかったですね…。
もちろん、今はもう閉店したお店なので話せることです。
そんなお店で働かなくても済むように、営業時間に関してはしっかりと聞いておきましょう!
キャバクラのバイトの面接でNGな3つの質問
上記では、キャバクラの面接の時にした方が良い質問をご紹介してきました。
しかし、逆にキャバクラの面接でしない方が良い質問ももちろんあります。
これからご紹介する3つのNGな質問は、採用担当者の方の印象を悪くし兼ねない3つの質問です。
なぜ、この質問がNGなのか?という理由も一緒にご紹介していきたいと思います。
他の女の子はどのくらい稼いでいますか?
お店で働いている他のキャバ嬢のお給料事情は気になるものです。
しかし、他の女の子がいくら稼いでいるか?という質問をされてしまうと、採用担当者の方は
店長
と思われてしまいます。
というのも、キャバクラや水商売は頑張れば頑張った分だけ給料がもらえる世界です。
そして、1ヶ月(半月)にどれほどの収入を得るか決めるのはあなた次第なんです。
自分次第で給料が変わる世界なのに、他人の給料と比較しても意味がないんです。
ですので、
という質問自体が的外れな質問なので、面接の時には聞かない方が良いと思います。
早上がりは出来ますか?
「早上がりは出来ますか?」という質問も面接の時に聞いてはいけない質問です。
早上がりになるということは、その分給料はもらえなくなります。
稼ぎたいから水商売の世界に飛び込もうとしているのに、「早上がり出来ますか?」という質問自体が矛盾しています。
特に、掛け持ちは働きたいと思っている女の子は
というのが本音だと思います。
しかし、水商売の世界で早上がりさせられるのは売上が少ない女の子ばかりで正直な話、恥ずかしいことなんです。
なぜなら、売上がある女の子は、閉店時間まで自分のお客様がいるため早上がりなんて絶対に出来ません。
なのに、「早上がりは出来ますか?」なんて質問してしまうと、
店長
と思われて落とされてしまいます。
ですので、「早上がりは出来ますか?」なんて質問はしない方が良いです。
体験入店の時の時給はいくらですか?
「体験入店の時の時給はいくらですか?」という質問は、未経験の女の子がついしてしまいがちな質問です。
確かに経験したことがないキャバクラの世界で体験入店と言えどキャバクラで働くわけなので、いくらもらえるかは気になると思います。
しかし、キャバクラの世界は頑張れば頑張った分だけお給料が増える職業であり、自分のお客様が居てこそのキャバ嬢の給料です。
厳しいことを言いますが体験入店の時点では、まだ自分の顧客も持っていない上に経験も積んでいない段階で高額な給料が貰えることはありません。
また、体験入店の時の時給を質問してしまうと、
店長
とお店側も警戒します。
ちなみに、体入荒らしとはキャバクラの体験入店だけを繰り返してお金を稼ぐ方法で、水商売の世界ではタブーとされる事です。
また、水商売の世界ではお店同士や黒服さん同士の横の繋がりがあるので、体入荒らしなどをしてしまうとすぐにマークされてしまいます。
そして、二度と体入どころか面接すら受け付けてもらえないことにもなるので、体入荒らしは絶対にしてはいけません。
まとめ
今回は、キャバクラの面接の時に、聞いた方が良い質問とNGな質問をご紹介してきました。
キャバクラは、他の職業と異なり特殊な部分もあるので、未経験者だと分からないことだらけだと思います。
まず、キャバクラの面接で質問した方が良い4つの質問が、
- お店の給料システム
- ノルマやペナルティ
- 送迎料金
- お店の営業時間
の4つです。
この4つの質問は最低でも、知っておいた方がいざ働きだした時とのギャップが少なくて済みます。
またキャバクラの面接で聞いてはいけないNGな質問が
- 他の女の子の給料事情
- 早上がりが出来るかどうか
- 体験入店時の時給や日給
の3つです。
特に体験入店時の時給は、知りたい女の子も多いかもしれません。
しかし、本来キャバ嬢の給料は、指名客を獲得してからこそ貰えるものなので、体験入店だけでそんな高額な金額がもらえることはないです。
厳しいことを言うかもしれませんが、お客様を持っていないのに給料を貰えるだけありがたいと思った方が良いです。
キャバクラはそんなに甘い世界ではありません。
しかし、体験入店でお店の雰囲気や先輩キャバ嬢達の接客を目の前で見れるのは、かなり勉強になります。
また、今回紹介した質問をしておくことで、実際に働き始めたときのギャップも無くなるのでより自分が働きやすくなると思います。
ですので、NGな質問はしない方が良いですが、気になることは面接のうちに確認しておくと良いと思います。