【キャバクラで働くなら理解するべき!】時給制の給料システム3種類とは

外国紙幣

キャバクラの給料システムの多くは、時給+バック(インセンティブ)を取り入れているお店が多いです。

この記事では、時給+バック(インセンティブ)時給の部分で、全国のキャバクラで採用されている3種類の時給制の給料システムについてご紹介しています。

その3種類の時給制の給料システムが、

  • ポイントスライド制
  • 売上スライド制
  • 指名本数スライド制

の3種類です。

でも、自分がどの給料システムが合うか分からなくない?
そうそう!実際に働いてみないと分からないと思うなぁ…。

確かに、給料システムはキャバ嬢として働く上でとても大切なことなので、しっかり理解しておく必要があります。

しかし、キャバクラで働いたことがないとお店がどのような給料システムを取り入れているかは分からないですよね?

もちろん自分が働きたいと思っているキャバクラが、どのような給料システムを採用しているかは、面接の時に教えてもらえますし、自分で聞くことも出来ます。

詳しくは、以下の記事でもご紹介しているので興味のある方は読んでみてください。




【聞かなきゃ損!】キャバクラのバイトの面接で質問するべき4つとNGな3つ質問

しかし、実際に自分の働きたいお店がどのような給料システムを採用しているかの前に、キャバクラがどのような給料システムを取り入れているかを理解しておくだけでも全然違います。

それでは早速、おおまかではありますがキャバクラが採用している3つの給料システムと、それぞれのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

ポイントスライド制

階段と若葉

ポイントスライド制は、多くのキャバクラが取り入れている時給システムの一つです。

ポイントスライド制は、1ヶ月(半月)に何ポイント取れたかによって時給がスライドする仕組みになっています。

つまり、キャバクラで働いている中で、お金が発生する項目をポイントに置き換えて給料に反映させるということです。

ちなみに、バック(インセンティブ)も全てポイントに置き換えて計算されるため、とても分かりやすくなっています。

では、ポイントがどのように分けられているかというと、

主なポイント数
  • 本指名(A指名・場外指名):2ポイント
  • 場内指名:1ポイント
  • 同伴:3ポイント
  • ドリンク:0.5ポイント
  • ボトル:3ポイント~(上限なし)
  • 延長:1ポイント

のように、分けられているお店が多いです。

そして、1時間ごとにポイントを付けていくお店が多いのも特徴です。

難易度が高い程ポイント数は大きくなっています。

管理人

例えば、同伴のポイントが高い理由は、連絡先を交換して営業をして…と手間と労力が必要だからだよ!

もちろん、お店によってそれぞれのポイントの設定は異なります。

そして、1ヶ月に稼いだポイントに対して、時給が割り当てられるようになっています。

分かりやすく表にしてまとめると、

ポイント制の時給一覧(例)
  • 0pt:2,500円
  • 1pt~9pt:3,000円
  • 10pt~19pt:3,400円
  • 20pt~29pt:3,600円
  • 30pt~39pt:3,800円
  • 40pt~49pt:4,000円
  • 50pt~59pt:4,300円
  • 60pt~69pt:4,600円

と言った時給が大体の相場になります。

もちろん、お店によって時給の設定は異なります。

この表を見ると0ポイントでも時給2,500円って最高じゃん!

と思うかもしれません。

確かに時給制なので、出勤さえすればお金は発生します。

しかし、お金が欲しくてキャバ嬢として働いているのに時給2,500円で満足するんですか?

自分の頑張り次第で更に稼ぐことが出来るのに、もったいないと思いませんか?

もし、時給2,500円ほどで満足ならキャバクラに在籍して働くよりは、キャバクラの派遣で働いた方がおすすめです。

キャバクラ派遣については、以下の記事で詳しくご紹介していますので、興味のある方は参考にされてみてください。


青いミラーボール

キャバクラ派遣のメリット・デメリットを徹底解説!

ちなみに、0ポイントでも時給は発生しますが、0ポイントということは

  • お客様に営業をしていない
  • 接客を頑張っていない

とお店側に判断されるため、罰金やペナルティを用意しているお店が多いです。

例えば、給料から天引き時給カットなどです。

ただし、お店側が設けている罰金やペナルティは場合によっては法律違反になるケースもあります。

水商売における罰金制度に関しては、以下の記事で詳しくご紹介しているので興味のある方は参考にされてみてください。




【実は法律違反?】水商売における罰金制度の種類と対処方法

ポイントスライド制のメリット

旗に描かれたメリット

ポイントスライド制のメリットは、全てポイントに置き換えて時給が計算できるため、とても分かりやすい点です。

お店が設定しているポイント数さえ覚えておけば、自分で計算することも出来るので給料計算もしやすいのもメリットです。

例えば、自分の売上金額自体は低くても

  • 1か月(半月)に同伴をたくさんした
  • 指名のお客様にたくさん来店してもらった
  • 指名のお客様からボトルを卸してもらった

と言った、高いポイントをたくさん稼ぐことが出来れば、自然と時給は上がって給料は増えます。

ポイントスライド制のデメリット

旗に書かれたデメリット

一方のデメリットは、女の子が計算していたポイントとお店側が計算していたポイントが異なり、トラブルになるケースが多いという点です。

当たり前ですが、女の子が何ポイント稼いだかは、お店側が統計を取って管理しています。

しかし、お店側も管理しているのはパソコンでも、ポイントをカウントしているのは黒服さんや店長と言った従業員の場合がほとんどです。

つまり、人間が入力している以上必ず正確にポイント数をカウントしているとは限らないんです。

一方で、女の子側も自分で管理しておきながら、酔っ払ってしまって記憶が曖昧な時は自分のポイント数を数え間違える可能性だって十分にあります。

そして、お店側のポイント数と女の子側のポイント数が合わなくなりトラブルになる…

と言ったケースは、よくある事例なので気を付けておいた方が良いです。

また、いくら1ヶ月の売上金額が高くてもお店側が設定しているポイントで反映されるため、客単価が高い女の子には不向きな給料システムでもあります。

管理人

客単価とは、1人のお客様が1回のお会計で支払う平均の金額のことだよ!

ポイントスライド制のメリットとデメリットをまとめると以下のようになります。

ポイントスライド制
  • 給料計算がしやすい(メリット)
  • 指名のお客様が多い女の子は有利(メリット)
  • ポイント数の数え間違いのトラブルが発生しやすい(デメリット)
  • 客単価の高い女の子は不利(デメリット)

売上スライド制

豚の貯金箱

売上スライド制も多くのキャバクラが取り入れている給料システムの一つです。

かなり簡単に説明すると、「ポイント制」の部分が売上金額に変わるだけです。

ってことはポイント制みたいにバックの金額も売上として加算されるということ?

って思ってしまう女の子もいるかもしれませんが、売上スライド制は、あくまでも売上金額で時給が変動します。

なので、指名客が来店する度に発生するバック(インセンティブ)は、別にきちんともらうことが出来ます。

バックの種類や金額に関しては、以下の記事に書いているので興味のある方は読んでみて下さい!


テーブルに置かれた飲み物

【時給だけじゃない!】キャバクラのバックの種類ともらえる金額の相場とは?

売上スライド制も、1ヶ月または半月の売上金額の合計で時給が変わるため、売上金額だけを見ていれば良いです。

わざわざポイント数を覚える必要もないから分かりやすいかも!

と言う女の子も多いです。

具体的な時給設定としては、

売上スライド制の時給一覧(例)
  • 0円~5万円:2,500円
  • 5万円~9万円:3,000円
  • 10万円~19万円:3,400円
  • 20万円~29万円:3,600円
  • 30万円~39万円:3,800円
  • 40万円~49万円:4,000円
  • 50万円~59万円:4,300円

辺りが相場になります。

もちろん、上記の表はあくまでも例なので、時給の設定はお店によって異なります。

もちろん売上スライド制も文字通り、時給はスライドするため、1ヶ月(もしくは半月)ごとに時給は変わります。

売上スライド制のメリット

赤いリボンと肯定

売上スライド制のメリットは、とにかく売上金額を上げれば時給が上がるという点です。

  • 1ヶ月(半月)の指名本数が少ない
  • 1ヶ月(半月)の同伴回数が少ない

と言った場合でも、客単価が高ければ時給が上がります。

極端な話ですが、1ヶ月(半月)に1人しか指名のお客様が来店されなくても、その1人のお客様が一度に100万円使ってくれれば売上金額は上がるので、時給も高くなります。

つまり指名のお客様の数が少なくても、一度に使う金額が大きいお客様を持っている女の子には非常に有利なシステムとなっています。

ですので、一発逆転が狙えるのも売り上げスライド制のメリットです。

売上スライド制のデメリット

コルクに描かれた否定

一方のデメリットは、一度に使う金額が安い指名のお客様が多いキャバ嬢には不向きな給料システムです。

なぜなら、一度に使う金額が安いと、その分多くの指名客を呼ばなきゃいけないためかなり大変です。

他にも売り上げスライド制の場合、2人のお客様がそれぞれに指名している女の子同士で、売上金額の取り分でトラブルになってしまうケースがあります。

しかし、売上げの高い女の子ほど協力し合っているのも事実なので一概には言えません。

売り上げスライド制のメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。

売上スライド制
  • 売上金額さえ上げれば時給が上がる(メリット)
  • 客単価の高い女の子は有利(メリット)
  • 一発逆転も可能(メリット)
  • 客単価が低い女の子は不利(デメリット)
  • 売上金額の取り分でトラブルになるケースがある(デメリット)

指名本数スライド制

積み重ねられた小銭たち

指名本数スライド制は、本指名のお客様の数で時給が変動するシステムです。

主に、1ヶ月の指名本数の数で時給が決まり、1時間ごと(1セット)ごとに1本と言った形が取られていることが多いです。

つまり、1人のお客様が3時間お店に居てくれた場合3本になります。

また、フリーのお客様から頂く場内指名などはカウントされません。

あくまでも、本指名の数のみのカウントになります。

具体的な本数と時給の分け方は

指名本数スライド制の時給一覧(例)
  • 0本:2,000円
  • 1本~9本:2,500円
  • 10本~19本:2,800円
  • 20本~29本:3,000円
  • 30本~39本:3,500円

と言った時給の分け方をされています。

もちろん、お店によって時給や本数の分け方はお店のコンセプトによって異なります。

例えば、同じ指名本数でも

  • お店のセット料金
  • お客様の客単価

で時給は変わってきます。

そして、指名本数スライド制にもバック(インセンティブ)は別できちんともらえます。

管理人

関西圏内のキャバクラで採用されていることが多いよ!

指名本数スライド制のメリット

芝生の上のメリット

指名本数スライド制のメリットは、ポイントスライド制のように色々なポイントがありません。

そのため、単純に自分を指名してくれたお客様の数のみでカウント出来て分かりやすいです。

また、売上金額スライド制のように桁数がどんどん増えていくわけではないので、数え間違いも起こりにくいです。

  • 指名のお客様の数は多い
  • 客単価が低い

と言った女の子には、有利な給料システムとなっています。

指名本数スライド制のデメリット

芝生の上のデメリット

一方のデメリットは、指名本数で時給が決まるので、

  • 指名のお客様の数が少ない
  • お客様1人辺りの客単価が高い

と言った女の子には少し厳しいと思います。

なぜなら、指名本数でカウントされるので指名のお客様は多い方が有利です。

また、売り上げスライド制のように売上金額で判断するわけでもないので、客単価の高いお客様が多い女の子も不利になってしまいます。

以上の内容をまとめると、

指名本数スライド制
  • 来店された指名のお客様の数を数えるので間違えにくい(メリット)
  • 指名のお客様の数が多い女の子は有利(メリット)
  • 客単価が低くても時給を上げることが出来る(メリット)
  • 指名のお客様の数が少ない女の子は不利(デメリット)
  • 客単価が高い女の子は損をしてしまう(デメリット)

まとめ

手のひらの上に円マーク

今回は、キャバクラの様々な給料システムの中の時給制に関する3種類のシステムをご紹介してきました。

簡単にまとめると、キャバクラの時給制の給料システムには、

  • ポイントスライド制
  • 売り上げスライド制
  • 指名本数スライド制

のいずれかを採用しているお店が多いです。

しかし、キャバクラの給料システムは他にも様々な種類があります。

キャバクラで働く上で、給料システムは女の子のお給料に関わることなので、しっかりと理解しておいた方が良いです。

とは言っても、どの給料システムも

  • 指名のお客様の数
  • 売上金額
  • 同伴の回数

が増えれば、その分時給は上がりますし給料は増えます。

ですので、日々の接客や営業をサボらずにきちんとこなしていけば、どのお店でも稼げるようになりますよ!

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