【面倒くさがりでも大丈夫!】元キャバ嬢の顧客管理方法をご紹介

春の文房具

キャバクラをはじめとする水商売の世界では、顧客管理がキチンと出来ているかで指名されるかどうかが変わってきます。

しかし、

顧客管理ってどうやるの?
顧客管理ノートの書き方が分からない…。

って思っているキャバ嬢はたくさんいると思います。

一方で、ネットで調べると顧客管理の方法や書き方をまとめてある記事はたくさんあります。

しかし、私自身もネットで調べた方法で顧客管理をしたこともあったのですが、なぜか上手くいきませんでした。

というのも、ネットで調べた情報はあくまでもその記事を書いた人が成功している方法であり、必ずしも自分に合った方法とは限らないからです。

つまり、自分に合った効率的に顧客管理が出来る方法を見つけることが出来れば、

  • お客様への営業がしやすくなる
  • 指名客になってくれる 
  • 同伴に誘いやすくなる

とメリットだらけです。

しかし、

ぶっちゃけ顧客管理って面倒くさいんよね…。
分かる…。酔っぱらっているからお客様の情報が曖昧になってしまうこともあって思い出すのも大変…。

という経験をしたことがあるキャバ嬢は多いと思います。

そこで今回は、なるべく楽に簡単に・顧客管理が出来る方法をご紹介していきたいと思います。

管理人

ちなみに私は、かなり面倒くさがりなので、楽に出来る方法を全力で考えるタイプです…苦笑

ただし、今回ご紹介する方法は、あくまでも私がやりやすかった方法なので、必ずしもあなたに合ったやり方とは限りません。

しかし、参考にしたり応用したりすることは出来ると思います。

顧客管理で悩んでいるキャバ嬢の方は、ぜひ試してみてください。

そもそもなぜ顧客管理が必要なのか?

毛布を掛けている女性

キャバクラやクラブで働いていると必ず、

店長

顧客管理は大切だから絶対にすること!

とママや代表・店長などに言われたことがある女の子は多いと思います。

しかし、

そもそも何で顧客管理をしなきゃいけないの?

と疑問に思っている女の子もいると思います。

なぜお店側は「顧客管理をするべき!」と口酸っぱく言うのかと言うと、顧客管理をしておけば

  • お客様への営業がしやすくなる
  • 指名を獲得しやすくなる
  • 同伴が出来る回数が増える

と言ったメリットがあるからです。

キャバ嬢がお客様に指名してもらうためには、お客様と連絡を取り信頼関係を築く必要があります。

しかし、勤務日数が長くなればなるほど接するお客様の数は増えます。

それに伴い連絡先を交換したお客様の数も増えます。

すると、

  • 住んでる場所は違うけど同じ名前のお客様
  • 似たような趣味を持っているお客様
  • 同業他社に勤めている同じ名前のお客様

のように、お客様の情報が被ってこんがらがってしまい

○○さんこの前お話していた△△の事なんですけど~♪
いやいや、俺そんな話してないよ?

と言った状況になりかねません。

上記のように、お客様との会話や情報を覚えていなかった場合、お客様側としては

この子、俺の話なんて全然覚えていないんだな。
別の人と勘違いしてるんだろうな。その程度なら連絡返さなくても良いか。

となってしまいます。

お客様に上記のように思われてしまっては、指名どころか返信が返って来なくなるので営業すら出来なくなります。

つまり、しっかりと顧客管理をしていなかったばかりに、せっかくのチャンスを無駄にしてしまうことになりかねません。

そんなこと言ったって、私たちだってお客様一人ひとりとの会話の内容や情報なんて覚えてらんないよ?

だからこそ、顧客管理が重要になってくるんです。

でもさ~、顧客管理って言っても日記とか長続きしないタイプなんよね~…。

という女の子は意外と多いと思います。

管理人

実際、私もめんどくさがりなので日記なんてまともに付けれたことはありません…。

しかし、そんなめんどくさがりな私でも出来た顧客管理方法をご紹介しますので、取り入れたい部分だけ取り入れて参考にされてみてください。

面倒くさがりでも出来る顧客管理方法

ノートとスマホとコーヒー

私が、現役の頃に実際やっていた顧客管理方法ですが、簡単に言うと

  • 接客した際に聞き出せたお客様情報をメモ帳に書く
  • スマホに入れている顧客管理アプリに入力し直す
  • 顧客管理アプリ内にあるお客様の情報の項目が埋まるような話題を出して情報量を増やす
  • 電話で営業した際の会話用のメモ帳を近くに常に置いておく

と言った方法で顧客管理をしていました。

この時点で既に面倒くさそう…。

って思った方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、面倒なのは最初だけ慣れてくれば後々かなり楽になります。

管理人

そもそも、簡単にお金が稼げる程世の中甘くないからね…。
まぁ…そんなに簡単に稼げたら世の中お金持ちばかりになっているはずよね…。

例え最初は面倒でも、私は後から徐々に自分が仕事をしていく上で楽になりたいタイプだったので、この顧客管理方法が一番合っていました。

接客時にまず聞き出すべきお客様情報

キラキラ光るシャンパン

まず、フリーや新規のお客様のテーブルに着いた際に次の4つの情報は必ず聞くようにしていました。

  1. 名前(ニックネームも可)
  2. 出身県(住んでいるところ)
  3. 連絡先
  4. 連絡可能時間

しかし、ただ上記の4つだけを聞いていてはただの質問のようになってしまい、とても接客とは呼べません。

ですので、2番目の出身県や住んでいるところを聞き出す際に、その県のご当地グルメや県庁所在地名などを合わせて話題に出してみてください。

管理人

キャバ嬢が、自分の出身県や住んでいる県のことを知ってくれているだけでも会話が弾みます。

他にも、顧客管理ノートをまとめるためにお客様から聞きたい9つの情報とはでは、お客様から聞きたい最低限の情報を9つご紹介しているので興味のある方は参考にされてみてください。


スマホとメモ帳

顧客管理ノートをまとめるためにお客様から聞きたい9つの情報とは

そして、お客様の接客から離れた際に、接客中に聞き出した上の4つの情報を

  1. クラッチバッグに入れているメモ帳に書き込む
  2. お客様の連絡先を聞き出して登録する際にササっと打ち込む 

のどちらかの方法で残しておき、後から見返せるようにしておきます。

管理人

もちろん時間があれば、他にも聞き出せた情報をメモっておくのもおすすめです!

メインはアプリを活用する

スマホを扱う手

1日の仕事が終わり帰宅したら、ご飯や入浴などを済ませばTVを流し見したりスマホを触っていることが多いと思います。

そこで、勤務中にメモした接客中に聞き出した

  1. 名前(ニックネームも可)
  2. 出身県(住んでいるところ)
  3. 連絡先
  4. 連絡可能時間

を自分がインストールしている顧客管理アプリに打ち込みます。

管理人

既にメモっている内容を打ち込むだけだから、5分もあれば出来るよ!

そして、上記の4つ以外にもお客様との会話から聞き出せた情報は、どんな情報でも打ち込んで残しておくようにしてください。

と言うのも、お客様のテーブルから離れた際にメモを取る時間は、平日なら比較的取れるのですが、週末はなかなか難しいと思います。

ですので、仮に酔っぱらって忘れても後から思い出せるようにメモを残して保険を掛けておくんです。

手っ取り早い話、お客様から聞き出した情報は全てメモしてアプリに打ち込じゃえってことね!

顧客管理アプリに関しては、様々なアプリがリリースされていますが個人的におすすめなのは「キャバ嬢顧客管理アプリクッキー」と言うアプリです。

2020年12月にリリースされた新しいアプリなので、現代のキャバ嬢に合わせた顧客管理が出来るため非常におすすめです。

気になる方は以下からアクセスされてみてください。

サブとしてメモ帳・ミニノートの活用する

夢ノート

アプリにお客様情報を打ち込んでみると分かるのですが、顧客管理アプリにはお客様の様々な情報を入力できる項目がたくさんあります。

しかし、フリーや新規で来店されたお客様の情報は少なすぎるので、顧客管理アプリ内のお客様情報はスカスカです。

管理人

でも、最初はそれで良いんです。

そして、お客様の連絡先を聞き出せたら翌日に必ずお礼の電話をすることをおすすめします。

うぇ…電話とか面倒やん。LINEじゃダメなん?

仕事じゃない時間に、お客様と話したくない…。

って思っているキャバ嬢は多いと思います。

では、なぜ翌日に必ずお礼の電話をすることがおすすめなのかというと、

  • 前日の記憶が曖昧だから思い出してもらうため。
  • シラフの時に、改めて自分の事をお客様に覚えてもらうため。
  • 他の女の子との印象を差別化するため。

と言った理由があるからです。

接客をしたキャバ嬢達は、お客様から連絡先を聞き出し翌日お礼のメールやLINEをしている子は多いと思います。

しかし、前日にお酒が入っていて記憶があまりハッキリしていないお客様も少なくありません。

ですので、仮に翌日お礼のLINEやメールをしても

えっ。誰この子?

状態のお客様が多いんです。

だから、せっかく連絡先を交換してお礼のメールやLINEを送っても返信が来ないんです。

しかし、翌日にお礼の電話をすれば、直接お客様と会話する上にお客様もシラフの状態です。

ですので、改めて自分のことを売り込むチャンスなんです。

でもさぁ…お礼の電話って具体的にどんな事を言えば良いの?

って思っている女の子もいると思います。

お礼の電話は、ぶっちゃけ3~5分程度で十分です。

内容としては、

  1. 「昨日は飲みに来てくれてありがとうございます。」のお礼を言う。
  2.  相手の体調を気遣う言葉を掛ける。
  3.  昨日聞き出した情報から印象に残っている話題を小出しにする。
  4. 電話で改めて会話することが出来て嬉しかったことを伝える。
  5. 「電話に出てくれてありがとうございます。」のお礼を言う。

辺りを話していると3分くらいならあっという間に過ぎます。

この翌日のお礼の電話をルーティーン化すると、後々かなり楽になります。

管理人

勤務時間外の会話でも、3分の会話がいずれ数十万円に化ける可能性を考えるとむしろプラスだと思いませんか?

そして、忘れてはいけないのがお客様と電話で話した内容を必ずメモすることです。

ですので、お礼の電話をする際には必ずメモ帳とペンを用意しておくことをおすすめします。

管理人

まぁ、お客様との会話を記録するためだから録音でもアリかな…?

そして、メモした内容をすぐに顧客管理アプリ内のお客様情報の中に入力します。

後は、LINEやメール8割電話2割くらいの割合でお客様とやり取りをしていきます。

そのやり取りの中で、顧客管理アプリ内の埋めたい項目を話題に出しながら、お客様情報を埋めたり同伴や来店の営業をしていきます。

管理人

もちろん、お客様から聞き出した情報は随時顧客管理アプリに入力しておくことを忘れないようにね!

お客様への様々な営業方法を知りたい方は、「指名や同伴を頂くためのテクニック集【まとめ】(後日公開予定)」で詳しくご紹介しています。

お客様への営業や話題などで困っている方は参考にされてみてください。

もっと稼ぎたいのであればするべき売上管理

小銭の階段

顧客管理アプリを活用しながら顧客管理をすることは、キャバ嬢として働くのであれば必ず必要です。

ただ、より稼ぎたいと思っているのであれば顧客管理と合わせて売上管理(来店スケジュール含)をしていくことが大切です。

顧客管理アプリの多くは、顧客管理と同時に売上管理もそれぞれのお客様情報を入力する箇所にあるので、必ず記入しておくことをおすすめします。

売上管理が大切な理由
  • 自分の顧客の平均額が分かるため、自分の給料を計算しやすくなる
  • お店との金額が違った場合のトラブル回避
  • 締め日やイベントなどの営業を掛けやすくなる

と言ったメリットがあります。

そして、お客様の使う金額や来店頻度に合わせてランク分けをします。

ランク分けをすることで、どのお客様に力を入れて営業をすべきかが分かります。

管理人

当てずっぽうに営業するよりも効率が良いし、無駄な時間を消費しなくて済むから後々かなり楽になるよ!

また、売上管理をしておけば自分の給料がいくらになるかが把握できるため、確定申告の時も楽になります。

キャバ嬢の確定申告に関しては、「キャバ嬢は個人事業主!知っておいて損はない確定申告とは?(後日公開予定)」で詳しくご紹介しているので、気になる方は参考にされてみてください。

まとめ

文房具類

今回は、私が実際にしていた顧客管理方法を元にご紹介してきました。

私の顧客管理方法をまとめると、

  1. フリーや新規で来店された際に、名前出身連絡先連絡可能時間を聞き出す
  2. 顧客管理アプリに聞き出したお客様情報を入力する
  3. 翌日に、お客様へ電話をする(一番重要)
  4. 電話で会話した内容をメモし、顧客管理アプリに入力する
  5. 顧客管理アプリ内の知りたい項目の話題をお客様に振り情報を手に入れいく
  6. ある程度お客様情報が集まったら、営業しながらお客様をランク分けしていく
  7. ランク分けしたお客様ごとに営業頻度を変えながら自分の負担を減らす

と言ったように、後々自分がいかに楽できるかを考えて営業をしていました。

ぶっちゃけ、現役の頃は電話なんて大嫌いだったし営業なんて面倒でしたくないのが本音でした。

しかし、営業しなければ自分の給料は稼げないし、生活が出来ません。

管理人

私の場合、当時の状況的にかなり追い込まれていたから、死に物狂いで営業していたのもあるけれど…。

また、今回ご紹介している顧客管理方法は私がやっていた方法なので、必ずしもこの記事を読んでいる方に合っているとは限りません。

と言うのも、キャバ嬢という職業は自分が商品であり、お相手をするお客様は人間なので一人ひとり性格が違うため、マニュアルやテンプレはありません。

ですので、私のやっていた方法の中で、参考になりそうな部分だけ取り入れて自分自身の顧客管理方法を作り上げることが一番おすすめだと思います。

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